こんにちは。
豊栄支所のワンハート♡です。
東広島市の最北端にあり、広島県の中央部に位置する「吉原地域センター」。
立春も過ぎたこの時期には、毎年、立派なひな人形を飾っておられます。
こちらの「御殿作り」は昭和20年頃に作られた木製のもので、西条町の方からサタケグローバルイノベーション推進室へ寄贈され、センターに譲渡されました。
一目で、年代物の貴重な品ということがわかります。
江戸初期の雛人形の飾り方は、段飾りではなく、ただ毛氈(もうせん)を敷いた上にお雛様を並べる飾り方で、今でいう『平飾り』であったとのことです。
こちらは、昭和50年代に作られたもので、志和町の方から寄贈されたものです。
そもそもひな祭りの歴史は古く、無病息災を願いお祓いする行事で、なんと平安時代の中頃から始まったとされています。
そのころの宮廷の婦人や子どもたちの間では、紙人形と身の回りの道具をまねた玩具を使った遊び「ひいな遊び」が行われており、「無病息災のお祓い」と、「ひいな遊び」が結びついたものが、現在の「ひな祭り」の起源とされています。
いつの時代も災いを恐れ、「無病息災」を願ってきた私たち。
一日も早くコロナが終息することを願って、今年はお雛様を飾ってみてはいかがでしょう。