河内支所鈴木です

6月から河内生涯学習支援センター主催講座(全5回)がスタートしました。
この講座は、『自分らしく生きるための備え』として、医療・介護・福祉等に関する東広島市の制度やサービスについて、専門家から学べる講座になっています。
第1回目は「アドバンス・ケア・プランニング」について、東広島市地区医師会地域連携室あざれあ 三上様からお話しいただきました。
カードゲームをしながら楽しく学びました。
自分が『余命半年』を宣告されたという設定で、配布された30枚のカードの中から、自分が受けたい医療やケアの内容を選んでいきます。最後は30枚のカードの中から、残したいカードを5枚選びました。
大切にしたい事がありすぎて、5枚までカードを絞れない方もおられました

最後は、受講生の皆さんが選ばれたカードについて情報交換をしました。余命半年を宣告された自分が大切にしたい事は「家族に迷惑をかけないこと」「自宅で最期を迎えること」「信頼できる医師に出会うこと」などの意見が挙がりました。
最後に三上様から、「自分が受けたい医療やケアについて主治医や家族に伝えておく事も大切ですよ。」というアドバイスもいただきました。
「人生最期をどう迎えるか?」カードゲームをしながら真剣に考え、自分の価値観とも向き合う事ができる講座でした。
残り4回の講座では、NPO法人アイフィットグループゆりかご、北部地域包括支援センター、社協もお話しさせていただく事になっています。
受講生の皆さんに満足いただけるように、講師一同、力を合わせて取り組んでまいります

posted by 東広島市社協 at 17:00|
河内支所スタッフより