河内支所 tokuです。
『七重八重花は咲けども山吹の(実)みのひとつだになきぞ悲しき』
太田道灌(1432〜1486)室町時代後期に関東地方で活躍した武将
ある日、鷹狩りの帰りに俄雨にあった道灌が、蓑を借りようとある一軒家へ。
出てきた少女は蓑ではなく、1本の山吹を差し出したという。道灌は花が欲しいのではないと怒って帰ってしまう。その夜、醍醐天皇の皇子(中務卿兼明親王)が詠んだこの歌を知り、蓑ひとつなき貧しさを山吹に例えたのではと悟った。
道灌は己の不明を恥じ、この日を境に歌道に精進したという。
(江戸時代に書かれた山吹伝説から)
地域の方から頂いた山吹が河内支所に彩りを与えています。そして私達も1本のヤマブキから色々な事を学ばせていただきました。
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